肘が痛くて病院に行くと、
テニス肘と診断されることがあります。
まったくテニスをしていないのに。
テニス肘は現代人、
特にデスクワークの人にとって
意外と身近な症状です。
テニスをしなくてもなります。
そこで、今回はテニス肘について
お伝えしていこうと思います。
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テニス肘って何?
テニス肘は正式名称ではありません。
正式には、上腕骨外側上顆炎といいます。
テニスをやることで痛めやすいので、
テニス肘と呼ばれますが、
テニスをしてなくてもなります。
肘の外側(親指側)が痛い場合、
テニス肘の可能性があります。
何が原因か?
テニス肘の原因は、
手首の使いすぎ、
特に手首を伸ばす(甲側に曲げる)動きや、
親指側、小指側への動きで、
手根伸筋群の腱に炎症が起こり、
痛みが発生します。
この動きはテニスで多い動きですが、
たとえば、マウスを使ったり、
フライパンを振ったり、
雑巾を絞る、
アイロンをかけるなどでも痛めることがあります。
なので、テニスをしなくても、
テニス肘になるのです。
痛いときにどうすれば良いのか
基本的に病院では、
保存的療法、
つまり安静にするということを勧められるようです。
場合によっては痛み止めを出したり、
注射を打ったりするようです。
しかしながら、これだとまた使ったときに痛んだり、
また、安静にできない場合は良くなりません。
たくさん使っても痛くならない人との違いは、
筋肉の硬さです。
なので、ストレッチをすることが予防、改善につながります。
手首のストレッチは、
肘を伸ばした状態で、
手のひら側に曲げます。
この時指先は下です。
30秒は伸ばしましょう。
逆側も行います。
そして肘は伸ばしたまま、
逆の手を使って肘をひねるストレッチも行いましょう。
これをすればすぐに痛みがなくなるわけではないですが、
腕の筋肉が柔らかくなることで、
痛まなくなってきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
テニス肘は四十肩と同じで、
改善まで時間がかかります。
日頃からのケアをして、
少しでも早く痛みがなくなるようにしましょう。